ディフェンダー110 ダブルキャブピックアップ 限定車 全塗装レポート(3)

外装作業に入ります。
まずはパテを全て除去して下の状態を確認。

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一旦サフェーサーを入れて、歪みを分かりやすくした後、鈑金をやり直し、できるだけ少ないパテで再補修します。

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とは言え、左は結構な厚さになってしまいます。

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クォーターパネルの鈑金完成。

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ボンネットも塗装が劣化しています。普通より劣化が酷いなと思ったら、やっぱい下からパテが出てきました。ここも過去に補修されていたようです。クォーターと同じように全部剥離してやり直しました。

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それから、バルクヘッドです。ベンチレーターを取り外そうと思ったら右側が外れません。どうやらコーキングで完全にふさいでしまっているようです。結構強力なもので全然取れません。結局バールで破壊するしかありませんでした。

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これは部品取車から部品がもらえたので問題ありませんでしたが、問題はバルクヘッドの方。

おそらく、雨漏りを止めようとして、隙間からコーキングを流し込んだのでしょうが、そのやり方だと完全に一周綺麗にコーキングするのは難しいようで、どうしてもヒンジやストッパーが邪魔で上の方には隙間が残ります。それに対して、下の方はしっかりコーキングできます。すると、上から入った水が下に抜けずに、ベンチレーターの窪みの中に溜まります。それがこの錆の原因でしょう。

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錆を落として補修です。

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それから、この車は前回りも修復の跡がありました。
フェンダーもパテを落として再補修。

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フロントのクロスメンバーも修復跡から錆が発生していたのでパテを除去して再補修しました。

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そして各パーツの塗装。

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本体の塗装

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組付けです。

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次回は今回の最大の難関、ルーフパネルの補修です。