クラシックレンジ 途中経過 8

今日は外装&内装です。
 今回は初期のレンジのルックスにするのが目標でした。
 リヤバンパーはエンドキャップまで初期型のものが手に入ったのですが、フロントはバンパー本体しか見つかりません。ただ、エンドキャップがない車もあり、それも格好良かったため、フロントはエンドキャップ無しにすることにしました。しかし、バンパーの梱包を解いてみて驚きました。両端がありません。エンドキャップがなくてもバンパーの両端は閉じているものだと思っていたのですが、違っていました。ネットの写真で見つけた車は、加工がしてあるのか、それとも年式などによってまだバンパーにバリエーションがあるのか・・・ 何れにしてもそのままでは格好が悪いので加工が必要です。

3・4回で紹介したように、何も考えずに両端に鉄板を溶接したら、とても変な状態になってしまいましたので、更に加工です。

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溶接して

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整えます。

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細かいところにも技を。

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塗装して完成。
でも今思うと、ここまでするなら元のバンパーを加工しても良かったような気もします。

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ヘッドランプパネルとグリルも何とか手に入れました。グリルにはメッシュを取り付けてあります。
ヘッドランプはマルチリフレクター&HIDです。ウインカーやサイドマーカー、テールランプなども全部新品でピカピカです。

それから、クォーターのトリム。こちらは張り替えてあります。

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アウタードアハンドルは艶消し黒で塗装してしまい、外装のメッキは徹底的になくしました。

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ちょっとしか写っていませんが、ホイールはディフェンダー用の純正鉄ホイールです。ちなみにご主人様のディフェンダーから移植です。


そして、以前も紹介したリヤゲート。

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社外品のアルミ製のものです。これの組み換えにも苦労しましたが、本当に大変なのはその後でした。建付け調整にどれだけの時間を費やしたことか・・・。初めは全く閉まりませんでした。原因は・・・

第一に、作りが非常にいい加減。削ったり曲げたり、ワッシャーを挟んだり大変でした。

第二に、素材。アルミで錆びないのは良いのですが、やわらかいのです。テールゲートは左右にキャッチがついているのですが、真ん中の取っ手だけをもって閉めると、ゲートが僅かに反ったような状態になってしまい、左右にかかる力が弱くなるようです。それから軽いというのもあるかもしれません。

第三は、仕方がないことですが、ウェザストリップゴムとダンパーが新品であることです。強く締めないと反発で押し戻されてしまいます。錆に懲りてアルミで、と思いがちですが、ちょっと考えた方がいいかもしれません。もっとも、外装部品の作りの荒さは純正品と言えども微妙なので、鉄なら簡単にいくというわけでもないかもしれません。


内装は、専門の業者さんに依頼して、ダッシュボードとシートをリペアをしてもらいました。新車のようになって帰ってきました。

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他には、ウィンドウフィルムの施工、ボディコーティングも行っています。

さて、いよいよ次回はラストで、完成披露です。