ウインドウフィルムの怪

こちらはコーティング作業中のディフェンダー90です。

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しかし、今回はコーティングの話ではありません。こちらのウインドウフィルムです。

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バックドアのガラスがよく判ると思いますが、水面に波打ちの様な皺ができてしまっています。

3MさんのHPによると、これはどうやら「さざなみ現象」と呼ばれるものらしいです。

さざなみ現象
粘着剤は、劣化によって次第に流動性を増してしまうものがあります。これがフィルムとガラスとの間で移動し、厚みむらを生じてフィルム表面に波打ちが起こるものもあります。

上記は建築用の断熱フィルムについての説明ですが、車用も同じようなものだと思います。
これだけ読むと、施工のミスかフィルムの品質が良くなかったようにも思えます。しかし、この現象、ディフェンダーでしか見たことがありません。当社はフィルム施工は外注の業者さんに依頼しているのですが、業者さんの名誉のためにも申しますが、他の車では一度も発生したことがありません。
 
 それなのに、私の車にも発生していますし、中古車販売時に施工させていただいた車が、5~6年でこうなっていたこともあります。また、中古で買い取ったディフェンダーもこうなっているのが時々見られます。こうなると、ディフェンダーのガラスの方に問題があるのかもしれません。もしくは、特定のメーカーのフィルムと相性のようなものでもあるのでしょうか。

しかもです。このサイドのスライドガラスのように、発生は何故かガラス単位なのです。

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スライドガラス前側は何ともないのに、後ろ側だけ発生しています。一枚目の画像も分かりづらいですが、バックドアと左側のクォーターガラスにだけ発生し、右側は何ともないのです。
陽の当たり方でしょうか?それとも雨漏りなども関係するのでしょうか?

現在、発生原因を検証中ですので、皆様のご意見、事例など募集しています。