ディフェンダー 中古並行車 レストアレポート (3)

ボディが完了し、あとは内装とその他の作業です。

ルーフトリムは貼替。

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フロアにはEXMOORTRIMのプレミアムカーペットキット。シフトゲイターやサイドブレーキのブーツまで含まれるキットです。

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シートはリトリムキットで張替。

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クーラーは付いていなかったので、新品のクーラーキットを取り付けます。

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内装とは関係ないですが、ステンレスエキゾーストキット。

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そして、完成。ビフォア&アフターです。写真だと意外とビフォアも綺麗に見えるのが納得いきませんが・・・

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 ボディの作業を本格的に始めたのが昨年7月、完了が年末でしたので、5ヶ月。その前の機関部の整備などは春先から始めていましたので、8ヶ月以上を費やしての作業でした。費用に関しては考えたくありませんので、聞かないでください。イギリスからの中古並行輸入は、今後は行う予定はありません。この車と、今この車以上に苦戦しているクラシックレンジ200Tdiが最後になると思います。今回のレポートでも分かるように、中古並行車を日本で新車から乗られていた車以上の状態に仕上げようとすると、とんでもない時間と費用がかかり、正直全く割に合いません。もちろん、予算を無制限で付けていただければやらせていただきますが、それなら国内にある状態の悪い車をリフレッシュした方が費用も時間もかかりません。国内で新車から乗られていた車のかなり状態が悪いものが、イギリスの普通の中古車と同レベルだと思っていただければいいです。
 
 そんなわけで、現在ディフェンダーにお乗りの方は、良い状態を保てるよう、しっかりメンテナンスを行っていただきたいと思います。チラホラと新型の写真が出てきていますが、アレでは旧型の人気は衰えることはないでしょう。
 ボディワークの方は、作業がかなり詰まっていて、ご予約いただいても作業はかなり先になってしまいますが、機関部分の入庫はそれほどお待たせすることはありません。足回りやエンジンにしっかり手を入れた前後での変化は、ボディのように派手ではありませんが、運転する度にジワジワと気持のよさがこみあげてくるような感じで、是非体験していただきたいと思います。