こちらの車です。
立体駐車場の天井が低いところに入ってしまい、ルーフが潰れてしまっています。上からの力はそれだけでは収まらず、左右のリヤドアを押し潰し、クォーターも曲げてしまっています。
幸いなことに車両保険には入られていたので、保険金はおりてきます。保険会社の担当さんは修理代が保険金の額を上回ってしまう、「経済全損」を心配されていましたが、当社ならこれくらいなら十分保険金内で直せます。
では、作業の紹介です。最大の問題はルーフパネルの手配です。他のものはイギリスから手配しましたが、さすがにルーフパネルは巨大すぎ、航空便ではとんでもない送料がかかりますし、船便では時間がかかりすぎます。また、届いたものに損傷があったときの保証も不安でした。ディフェンダーの外装パネルは、届くと大体ダメージがありますので、多少補修することは前提なのですが、使い物にならないほど凹んでいたときに、返品できないのは困りますので、ディーラー系で正規輸入の部品を手配しました。価格は約50万円、納期は2週間とのこと。高いですが、イギリスから航空便で手配するとトータルでは大差がありません。
では、作業の紹介です。最大の問題はルーフパネルの手配です。他のものはイギリスから手配しましたが、さすがにルーフパネルは巨大すぎ、航空便ではとんでもない送料がかかりますし、船便では時間がかかりすぎます。また、届いたものに損傷があったときの保証も不安でした。ディフェンダーの外装パネルは、届くと大体ダメージがありますので、多少補修することは前提なのですが、使い物にならないほど凹んでいたときに、返品できないのは困りますので、ディーラー系で正規輸入の部品を手配しました。価格は約50万円、納期は2週間とのこと。高いですが、イギリスから航空便で手配するとトータルでは大差がありません。
もう一つはアルルブルーの色。ポリバケツ色とも呼ばれるこの色は絶妙に色褪せていて、色合わせが困難です。また、ボディが色褪せた感じなのにルーフがピカピカというのも違和感ありです。これはもう全塗装してしまうことにしました。
それでは、作業開始です。
まずは全塗装のついでにボディーの凹みを直します。リヤドアは新品パネルを組み付け。黒いのが新品ですが、やはりこれくらいの補修が必要です。
そして、バラシ。
こうなってるとディフェンダーは元はトラックなんだと実感できます。
この後、塗装なのですが、私が留守の間に作業が進んでしまい写真がありません。
そのためいきなり塗装後です。組み付けも少し進んでいます。
そのためいきなり塗装後です。組み付けも少し進んでいます。
そこで気付いたのがこちら。
答えは、リベットの形です。ここのリベットは無塗装なのですが、マスキングするのは大変ですので、取り外して塗装してから再び打ちました。リベットの大きさ、長さなどは同じの汎用品を用意していたのですが、打ってみると仕上がりの形が微妙に違います。
何が違うか分からない。こんなの気付くのは社長だけ、など散々言われましたが、純正を手配して再度打ち直ししました。ここ、結構重要だと思うのですが、いかがでしょう?
さて、こんな感じで順調に作業は進み、屋根を乗せたら完了というところまで来ました。
ところが・・・
ところが・・・