現在作業中の97年の300Tdiです。
お客様は現在の所有車の徹底的なリフレッシュか、新型への乗り換えかで迷われて、リフレッシュを選ばれました。
TDCi、Td5、Tdiを乗り比べれば、新しいエンジンの方が快適で乗りやすいのは間違いありません。TDCiは、Tdiに乗り慣れた人からすれば、もう完全に乗用車です。でも、トラブルが出た時の対処のしやすさ、修理費用の安さではTdiに軍配が上がります。そこにメリットを感じてTdiを選ぶ方も多いのです。
一般的な感覚からすれば20年近く前の車にそんなにお金をかけるなんて、と思われるかもしれませんが、一生乗り続けるという観点からすると、色々な部品がシンプルであるゆえに社外品(コピー品)がたくさん出回っているTdiの方が今の新車よりも長く生き残るかもしれません。先日入庫していたシリーズ2Aなんか、50年以上前の車なのに部品に困ることはありませんでした。
新型が出回ってきているのに、TdiとTd5の中古車相場が下がるどころか上がっているのは、そう考える人が多いせいなのかもしれません。
そんなわけで、今回は、初期の300Tdiをできるだけ快適な車に仕上げるというコンセプトです。新型と比較した結果ですから、オンロードでの走行性能以外は同等レベルまで持っていかなければならないでしょう。内外装にはかなり手を入れます。
TDCi、Td5、Tdiを乗り比べれば、新しいエンジンの方が快適で乗りやすいのは間違いありません。TDCiは、Tdiに乗り慣れた人からすれば、もう完全に乗用車です。でも、トラブルが出た時の対処のしやすさ、修理費用の安さではTdiに軍配が上がります。そこにメリットを感じてTdiを選ぶ方も多いのです。
一般的な感覚からすれば20年近く前の車にそんなにお金をかけるなんて、と思われるかもしれませんが、一生乗り続けるという観点からすると、色々な部品がシンプルであるゆえに社外品(コピー品)がたくさん出回っているTdiの方が今の新車よりも長く生き残るかもしれません。先日入庫していたシリーズ2Aなんか、50年以上前の車なのに部品に困ることはありませんでした。
新型が出回ってきているのに、TdiとTd5の中古車相場が下がるどころか上がっているのは、そう考える人が多いせいなのかもしれません。
そんなわけで、今回は、初期の300Tdiをできるだけ快適な車に仕上げるというコンセプトです。新型と比較した結果ですから、オンロードでの走行性能以外は同等レベルまで持っていかなければならないでしょう。内外装にはかなり手を入れます。
まずは基本的な全塗装。劣化している部分があるので同色のジャバブラックへの再塗装です。ついでにホワイトルーフも同色にします。毎回同じような絵になるので、あまり詳しくは紹介しませんが、
凹みを拾って鈑金した後、この程度まで分解。
屋根は単独で塗装。
ボディが塗りあがって組み付けです。
無塗装のリベットは一度取り外して、塗装した後に純正新品を打ち直します。
汎用のリベットでも機能上は何の問題もないのですが、一般的なリベットとはちょっと形が違うのです。
汎用のリベットでも機能上は何の問題もないのですが、一般的なリベットとはちょっと形が違うのです。
電装品の方も並行作業です。
2DINキットを入れてナビの取付
2DINキットを入れてナビの取付
HID+クリアヘッドランプ
第2回に続きます。