中古車速報 2023/09/28

中古車速報です。
以前当社で販売した車です。
90Ⅴ8 50周年記念
平成10年12月登録(1998MY)
アトランティスブルーからアルルブルーへの全塗装(外装のみ)

走行距離が今のところ不明です。
メーター交換歴が一度あり、記録簿によると平成24年131642kmの時に認証工場さんで新品交換されています。90では必ず発生するオドメーターの表示不良だったと思われます。そこでゼロになり、その後平成27年5月に当社で販売したときには20050kmが表示されていました。その後、また表示が消えてしまったようですが、令和3年7月の車検時の記録では53823kmとなっています。つまりその時点で185465kmです。
19万km~20万km程度だと予想できます。10年以上前はメーターがそれほど高くない金額で入手できたので、表示不良になったら交換というのが普通でしたが、その後高額になり、最終的には絶版(少しデザインの異なる社外品は入手可)になったので、現在は修理業者さんに現物修理してもらっています。表示が消えていてもしっかりカウントはされているので、修理すれば現在の正しい走行距離がそのまま表示されるようになります。

2023/10/03追記

メーター修理後、58318kmが表示されました。

131642km+58318km=189960kmとなります。

 

平成27年5月に以下の整備を行っています。

全油脂類交換
オイルフィルタ交換
エアエレメント交換
ハブ スイベル オーバーホール
ブレーキキャリパオーバーホール
ブレーキパッド交換
パワステホース交換
エンジンオイルクーラーホース交換
ATオイルクーラーホース交換
ATフィルタ交換
全冷却水ホース交換
シリンダヘッドガスケット+付随ガスケット類全交換(=腰上オーバーホール)
スパークプラグ交換
ファンベルト交換
ファンベルトテンショナ交換
ウォーターポンプ交換
サーモスタット交換
ミッション脱着 エンジンリヤ側各シール交換
燃料ポンプ交換
フューエルゲージ交換
ショックアブソーバー交換
足回り全ブッシュ交換
マフラー(ステンレス)交換
外装(ルーフ以外)全塗装 各所鈑金
ルーフトリム張替
バッテリー交換
下回り防錆塗装

その後、8年4~5万kmです。
この整備の内、ATオイルクーラーホースはポイント高いと思います。もう25年前の車なので、未交換の車は漏れていることが多いのですが、これが既に絶版となってしまっています。絶版となっていても、再生してくれる業者さんはいるので何とかなるのですが、時間も費用もかなり掛かります。8年前とは言えこれが交換されているのは大きいと思います。
それから、フューエルゲージ(燃料メーター)も90は壊れている車が多く、車の揺れに合わせてピョコピョコ動いてしまうようになっていますが、これも新品交換してあります。

今回、そこまで大きな整備は必要ないとは思いますが、それでも消耗品の交換他、必要なことは行いますし、4~5万kmとは言え、8年前だから他の中古車のようにフル整備を行ってほしいということであれば、足回りのブッシュ・ショックアブソーバー・スイベル&ハブのオーバーホールまで行うことも可能です。

ここからは内外装の注意点です。

まずボディですが、使われていたのが雪国でしたので、各ドア他、ボディに電蝕、錆が出ている点があります。雪国の方はフレームにはかなり気を使われて、防錆塗装もしっかりされるので、そちらに問題が無いことが多いのですが、やはりドア内部まではなかなかできず、どうしてもドア回りの鉄の部分に錆が出て、それが表面のアルミパネルに電蝕を引き起こします。

電蝕は一度出てしまうと、簡単に直しただけではすぐに再発しますし、再発しないようにしっかりした処理をすると高額になる上に、それでも確実とは言えないため、できればドア交換をお勧めします。ただ、電蝕があったり、ドアの下部が腐食していても、使用上で大きな問題があるわけではないので、そのままで良いなら安く販売できます。

その他、ルーフの雨どい部分や、フロントガラスヒンジにも多少電蝕があります。ここはその部分だけ塗り直すことが出来ます。

サンルーフは雨漏りしたのだと思いますが、埋められてしまっています。この雨漏りのせいだと思いますが、ルーフトリムに雨染みができてしまっています。

サンルーフはパッキンだけ部品供給が無いですし、漏れたら埋めるか丸ごと交換するしかありません。

運転席・助手席はTDCⅰのXSのシートに変更されています。このシートの運転席座面のサイド部に亀裂が入ってきています。サイド部だけの張替えも可能です。

 

テールランプの色が抜けてきてしまっています。

 

全塗装は外装だけだったので、フロアやシートボックス、クォーターパネルの内側は元のアトランティックブルーです。ドアの裏側は塗装してあるので、アルルブルーになっています。

 

サイドステップは崩壊寸前。これは撤去か交換が必要です。

タイヤが古く、山も少ないのと、90にしては大きすぎる255/85R16を履いていますので、交換した方が良いでしょう。

以上のような点をどうするかで販売価格を決めようかと思います。ご興味のある方はお問い合わせください。特にお問い合わせが無い場合は、当社の好きなように仕上げてしまいますので、とりあえず安く乗りたいという方はお早めにお願いいたします。

整備説明 Td5  ブランキングプラグ冷却水漏れ

Td5のエンジンの左側(右ハンドル車の助手席側)からの冷却水漏れです。

漏れた冷却水は主にシリンダーブロックの平らになっている部分に溜まっています。
ブランキングプラグはエキゾーストマニホールドの奥にある上、遮熱板がついているので、かなり覗き込まないと漏れ箇所が分かりません。また、エンジンが熱いため漏れが少量の場合は蒸発してしまって、気が付きにくい部分でもあります。
注意しなければならないのが、このブランキングプラグのすぐ下にシリンダーヘッドガスケットがあり、プラグから漏れた冷却水がシリンダーブロックとシリンダーヘッドの間に垂れて広がり、一見するとヘッドガスケットからの漏れのように見えてしまうことです。

この勘違いで、ヘッドガスケットの交換=難易度が高いということで、一般の整備工場で修理してもらえなかったり、悪くないのにヘッドガスケットを交換されてしまった車は何台もあます。ヘッドガスケットから漏れていると言われたら、本当かどうか疑ってみる必要があります。

交換に必要な部品は以下になります。
ブランキングプラグに加え、エキゾーストマニホールド、ターボを外しますので、ガスケット類が必要になります。

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整備説明 Td5  エアフロ

Td5でエンジンの吹け上りが悪い車がよくあります。特に始動直後のエンジンが温まっていない時にハッキリ分かります。その場合、他にも原因はあり得るのですが、八割方がこのエアフロが原因です。


エンジンに吸入される空気を測定しているセンサーで、正常な場合、対応している診断機で測定するとアイドリング状態で55~60くらいの数値を出力しています。


これが劣化してアイドリングで40~50くらいの数値になると、加速が悪く感じ始めます。完全に壊れても緊急の固定数値を出力するようになっており、走行できなくなることはありません。

当社のスタッフなど、慣れている人がエアフロが劣化している車に乗るとすぐに気が付くのですが、意外と毎日乗っていて徐々に劣化していると気が付かないこともありますし、中古車で壊れた状態で買ってしまうと、それが普通だと思ってしまってそのままになっていることが多いです。壊れていてもエンジンチェックランプの点灯はありませんん。
早いと2~3年で壊れてしまうこともありましたが、平均的な耐用年数的には5~6年くらいではないかと思いますので、消耗品的に考えていただいた方が良いです。中古車で買われて、初めて入庫する車はほとんどがエアフロ不良になっています。簡単に交換できるものですし、そこまで高額ではないので、テスターが無くて診断ができなくても、しばらく交換履歴が無い場合は交換してしまってもいいかもしれません。
エアフロ不良の車に乗っていて新品交換すると、こんなに走る車だったのかと感動することになります。

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夏季休業のお知らせ

誠に勝手ではございますが、下記の日程にて休業させていただきます。

 

8月11日(金)~8月16日(水)

 

上記期間中のお問い合わせへの回答、部品の発送などは17日以降となります。

お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解のほど、お願い申し上げます。

整備説明 ブレーキパッド交換

 以前からお客様にメールなどで整備内容を説明するときに、過去のブログ記事を紹介して、そちらを読んでいただくということをしていました。今回からそれを説明専用記事として、もう少し細かく書いていこうと思います。車検時などに行う作業や、典型的な故障事例等を順に書き、該当する部品のYAHOOショップの部品へのリンクも作っておこうと思います。DIYでやられる場合、部品を自分で用意して近くの整備工場さんで作業を行う場合はそちらを参照してください。

ただし、使用するすべての部品へのリンクがあるわけではないですし、ここで紹介しているからと言って、整備手順・必要な道具をメール・電話等でお教えすることは致しません。DIYで作業を行いたい方、まして整備工場さん等プロの方は、最低限整備書・パーツリストはご用意ください。探せばネット上には落ちていますし、AMAZONでも買えると思います。それに、特に海外まで目を向ければ、ディフェンダーは非常にユーザー同士の情報交換が盛んな車です。ちょっと検索すれば、大抵の問題は解決するはずです。今はブラウザの翻訳機能も性能が上がっていますので、英語ができなくてもそれほど苦も無く色々調べられるはずです。自分で調べようとしない人は、作業をする資格がありません。調べられない方、調べたくない方は、代わりに調べて作業してくれる整備工場さんに依頼してください。

 

さて、本題です。初回はブレーキパッドの交換作業です。

ブレーキパッドはブレーキをかけるたびに摩耗していく部品です。
ブレーキパッドが摩耗した場合、国産車だとほとんどの場合はブレーキパッドだけを交換すればいいのですが、ディフェンダーはそうはいかない場合が多いです。
これはディフェンダーに限らず、他の輸入車にも多いのですが、ブレーキパッドが挟み込む相手側であるブレーキローターも結構摩耗します。

ブレーキパッドの当たらない縁だけ残って、当たるところが摩耗していることが分かると思います。

使用限度を超えて薄くなっていなければ摩耗を無視してパッドだけ交換してしまっても、ブレーキの効きに問題はないのですが、ローター表面は今までのパッドの形に摩耗しています。ここに新しいパッドを組み合わせると、どうしても当たりが悪くなってしまいます。あたりが悪くなってもブレーキの最大制動力にはほとんど影響はないのですが、ブレーキの効き初めの感触に違和感が出たり、ブレーキ鳴きが発生したりします。
そのため、ブレーキパッド交換時には、できればローターの研磨か交換を行って、ローター側もフラットにしてやることをお勧めします。経験上、ローター研磨では鳴きが収まらなかったことがあるので、当社では交換を推奨しています。
ランドローバー ディフェンダー フロントブレーキディスク ベンチ 社外品 2枚セット
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ランドローバー ディフェンダー ブレーキディスク リヤ 〜WA159806 110・130用 2枚セット 社外品
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ランドローバー ディフェンダー ブレーキディスク リヤ XA159807〜 110・130用 2枚セット 社外品
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それから、ディフェンダーのブレーキはピストンにダストブーツがありません。多くの車はピストンにはゴムカバーがついていて、パッドが摩耗してせり出してきたピストンの露出した部分が直接外気に当たらないようになっています。しかし、ディフェンダーはむき出しです。ピストンはメッキがされていますが、ブレーキは高温になるので劣化して剥離したり、錆びたりします。

パッドを新品に交換する際は、ピストンをブレーキキャリパー内に押し戻す必要があります。この際に錆やメッキ剥がれで表面が荒れているピストンを押し込んでしまうと、シールを傷つけたり、シールとの当たりが悪くなってブレーキフルード漏れを起こします。フルード漏れは起こさなくても、動きが悪くなってブレーキの引きずり、パッドの偏摩耗も発生してしまいます。

内外のパッドの残量が大きく違っています。これはピストンの動きが悪いせいで発生します。

こうならないためには、ブレーキパッド交換の際には、ピストンの状態をチェックし、問題があればキャリパーオーバーホール、ピストン交換が必要になります。
ピストン交換の際は、当社では純正・OEM・ステンレス(社外品)をご用意しています。この中で、通常自社での整備で作業する場合はステンレスをお勧めしています。ステンレスであれば基本的に今後の交換は必要なくなります。(ただし、シールの劣化はあるので、状態を確認してキャリパーオーバーホールは行った方がいいです)
ピストンには非常に安価な社外品もあるのですが、これは品質が酷いので当社では使用しません。ヤフオクなどで売られていますが、特に付属のシールやリテーナーリング類の品質が酷いので、組付けが
大変になりますし、耐久性も心配です。
ランドローバー ディフェンダー ステンレスピストンキット フロント用 左右セット
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ランドローバー ディフェンダー ステンレスピストンキット 110・130リヤ用 〜1A614447 左右セット
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ランドローバー ディフェンダー ステンレスピストンキット 110・130リヤ用 1A614448〜 左右セット
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ランドローバー ディフェンダー ステンレスピストンキット 90リヤ用 左右セット
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キャリパーオーバーホールが大変、整備工場さんが嫌がってやってくれないという場合は、キャリパーASSYで交換してしまう方法もあります。錆でキャリパーが酷い状態という場合も交換の方がいいでしょう。入っているピストンはステンレスではないですが、オーバーホール工賃とピストンの部品代を考えると、キャリパーごと交換してしまってもそれほど差が出ません。
ランドローバー ディフェンダー フロントブレーキキャリパー 右 ベンチレーテッドディスク用 社外品
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ランドローバー ディフェンダー フロントブレーキキャリパー 左 社外品
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ランドローバー ディフェンダー リヤブレーキキャリパー 右 1A614448〜 110、130用 社外品
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ランドローバー ディフェンダー リヤブレーキキャリパー 左 1A614448〜 110、130用 社外品
https://store.shopping.yahoo.co.jp/asahimotors/t818.html

それから、ブレーキパッドですが、純正・社外といろいろあります。社外パッドの中には単に安いものもありますし、低ダストであったり、効きが良くなるものもあります。ただし、社外パッドは鳴きが出やすいので当社では基本的には純正をお勧めしています。純正には取り付け金具も付属しますので、こちらも併せて新品にできます。

ランドローバー ディフェンダー ブレーキパッド フロント用 純正品
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ランドローバー ディフェンダー 110用ブレーキパッド リヤ用 1A614448〜 純正品
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ランドローバー ディフェンダー 110用ブレーキパッド リヤ用 〜1A614447 純正品
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ランドローバー ディフェンダー 90用ブレーキパッド リヤ用 純正品
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以上のように、ディフェンダーのブレーキを整備はなかなか大変です。
これを知らない業者さんで行うと、まずブレーキパッドだけ交換で済まされてしまいます。一般の整備工場さんに整備を依頼する際は、必ずパッド交換の際にはローターとピストンのチェックをして、必要があれば一式交換するように伝えた方が良いでしょう。

 

中古車購入のご相談について。

最近、買取が何台か続いて久しぶりに中古車が入荷したせいか、中古車の問い合わせが増えています。
中古車を見たい方、又は在庫車とは関係なく中古車購入の相談をしたい方は、事前にお電話かメールでご連絡ください。ご予約が無いと、中古車は倉庫で保管していて見ていただけないこともありますし、担当者不在ということもあります。

それから、他店で購入したからメンテナンスをしてほしいという依頼も多いのですが、当社に入庫しようとお考えの方は、とりあえず購入前にご相談ください。
残念ながら絶対に買ってはいけない車というのは存在します。当社は20年以上ディフェンダーにかかわっていますので、色々な情報や過去の履歴を持っています。
過去に入庫したことがあったり、査定依頼があったものの状態が悪すぎて買取を断ったり、不具合があるせいで低い査定額になって買い取れなかったり、業者オークションに出品されていたりということで、状態を詳しく知っているということも結構あります。
また、その車について直接知らなくても、写真やデータからでも買ってはいけないと断言できる車もあります。どういうことかというと、そのままでは車検が通らない状態で売られている車ということです。8ナンバーなのにキャンピングキットがない、ピックアップなのに3ナンバー、ノーマル状態なのに4ナンバー、7人乗りなのにシートが5脚しかない、なんていう車はそう簡単に車検に通すことが出来ません。現時点でも中古車情報サイト・ヤフオク・メルカリに危険な車が何台か出ています。
こういう車が、ヤフオク、業者オークション、知識のない中古車屋、ユーザーの間で短期間でグルグル回っています。おそらく買っても維持できなかったり、実情を知って諦めて売りに出しているのだと思います。下手をすると1年もたたないうちに数百万円の損失ということにもなるので、本当に甘く見ない方が良いです。
あこがれていた車を何とか入手して、これからずっと乗っていこうとメンテナンスに入れていただいたお客様に、死刑宣告の様な事を言うのは非常につらいので、必ず購入前の相談をお願いします。

中古車速報 2023/06/14

中古車速報です。
2004MY 正規Td5 SE
1ナンバー
NOX/PM不適合
走行502000km
車検1年付

 

14年間、185000kmから当社でメンテナンスを行っています。

今のところ、ルーフ塗装、ボディー塗装ハゲ補修、フロントグリル、フロントバンパー、ヘッドランプパネル、リヤクロスメンバー塗装、フロントガラス交換、シートトリム張替、ホイール塗装、タイヤ新品交換5本、コイルスプリング純正新品交換、まで行いました。

この後、エンジンオバーホールと、クラッチオーバーホールを含むいつものフル整備も行っていきます。

距離は多いですが、下手な少走行車よりもきれいで良い状態になると思います。

お問い合わせはinfo@asahimotors.netまで