ありえないミス

本日は岐阜のお客様まで納車に行ってきました。

その準備中の昨日、点検整備を全て終え、納車前の最終チェックの時に一部気になるところを見つけました。

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こんな感じでウインカーレンズの色が少し抜けています。ディフェンダーにはよくあることで、ひどいものは透明に近くなってしまいます。この程度だと交換にはもったいないかとも思ったのですが、せっかくなので交換させていただくことにしました。ついでにテールランプも交換することにして部品庫から新品部品を持ってきて、作業担当に交換を指示して他の仕事に戻りました。

そして本日、朝一で積載車に乗せそのまま登録して納車となりました。
お客様にも大変喜んでいただき、お土産までいただいて帰途についたのですが、自社到着直前になってお客様から「ウインカーとテールランプがつかない」とのご連絡が・・・

前日の点検時に異常が無かったものが、今日になって突然壊れたということで、ヒューズをお客様にチェックしていただいたのですがそれもなく、お電話を繋ぎながらヘッドランプやサイドマーカーの状況をチェックしていただく限りスイッチ系でもなさそう。そうなると、もしや交換したランプ類に不良があって電気系にダメージでも与えてしまったのではと、とりあえず明日引き取りにうかがうお約束をして、お電話を切りました。

お待たせしては申し訳ないので、できれば現地で修理したいのですが、今の段階ではどこが悪いか分かりません。在庫の中古車を積載車に乗せていって部品取りをするなど、対応策を話し合っていたのですが、ふと工場の片隅に置いてあった交換したランプを見ると電球が残っています。作業者に確認してみると、新しい電球を入れてはいないということです。
 これで全てが分かりました。電球がなければ点灯するはずがありません。考えられないミスでした。あまりにも単純すぎて思いつきませんでした。

作業者のミスというよりも、点検・最終確認完了後の車に再加修の指示を出したにもかかわらず、その後のチェックを怠った自分のミスでした。本来なら大変お恥ずかしいことで、隠しておきたいくらいなのですが、あまりにもくだらないミスですので、自戒と反省を込めて恥を忍んでここに書かせていただきます。


大変申し訳ありませんでした。明日修理とお詫びに伺いますのでご容赦ください。