クラシックレンジ 完成報告

やっとのことで完成いたしました。
作業を始めたのが12月の始め頃でしたので、丸5ヶ月近くを費やしてしまいました。
本当は2月中に完成予定だったのですが、作業後半、特にエンジン周りと内装、特に電装品関係の作業になってから予想外のトラブルが頻発して、大幅に作業が遅れてしまいました。実はこのトラブルはまだ尾を引いていて、後日再入庫で手直しをさせて頂かなければならないのですが、ひとまず納車することができました。

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 しかし、やはりクラシックレンジは良いです。お客様のこのボディカラーの選択も素晴らしいと思います。現行ミニの純正色です。実は最初エンジンルーム内を塗装したところ、大半の人が「何でこんな色に塗るんだ?」という反応だったのです。しかし完成が近づいて全体像が見えてくると、皆さん良い色だと言われます。初期型の顔と、モール類をすべて取り払ったシンプルな外観と合うという事なのかもしれません。

 今回は良い経験をさせていただきました。レンジの整備をする上で、何が重要か、どこが大変かというのを知ることができました。これを1台だけで終わらせてしまうのはもったいないので、近いうちにまたやりたいと思っています。今回の部品を手配して知りましたが、本国でもどんどん部品が少なくなっています。エンジンや足回りなど、消耗品は社外品が豊富にあるので、(ただし品質に難あり)将来的に壊れたときに直すというのでも問題ないはずです。しかし、外装品、特に通常あまり傷まない部分は社外品もなく、既に純正部品の供給もストップしているので本当に手に入れるのが大変です。クラシックレンジをより良い状態で乗るなら、早めにやっておかなければと感じました。

やはり初期顔にして、今度はフェンダーミラーにして、300TdiでMTなんていうのがあれば最高だろうな、などと色々妄想しています。

でもとりあえずは、こちらですね。

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