ATセンターコンソール加工

なんだか季節外れの繁忙期で、3月以来の忙しさでブログを書いてる時間がなかなか取れません。
フェイスブックの方は内容は僅かな暇を見て更新していますが、ブログはしっかり書きたいので、忙しくなるとどうしても止まってしまいます。

さて、今日紹介する作業はディフェンダーATのコンソールボックスの加工です。
ディフェンダーをAT化する場合は、イギリスで販売されているATキットを使うのが一般的ですが、そのキットに含まれているセンターコンソールはNAS90のものをコピーしてあるらしく、110のセカンドシートを畳むことが考慮されていません。それだけならまだしも、セカンドシートの中央に座る方は足が当ってまともに座れません。

そこでこれを何とかしてほしいというご依頼です。
まず、セカンドシートが折り畳めるところまでボックスをカットします。当然、蓋が使えなくなりますが、これは仕方ありません。しかし、蓋に付いているドリンクホルダーが無くなってしまうのは不便ですので、これをボックス本体に移植します。

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これでシートは倒せるようになるのですが、問題は切断面の処理です。蓋をしてしまうのは簡単ですが、コンソールの中にはナビ本体が収納されているので、アクセスできるようにする必要があります。そこで、元蓋のヒンジを使って、木の板で新しい開閉式の蓋を作りました。

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こんな感じでアクセスできます。

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シートも畳めて、足元スペースも何とか確保、ドリンクホルダーも使えます。
多少、DIY感はありますが、なんとか形にはなりました。


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