中古エンジン載せ替え

20万kmオーバーのTdiの中古車仕上げです。
日本で乗られていた車ですが、距離が距離ですので、かなりいろいろ手を入れています。
足回りのショック、コイル、ブッシュは全部新品、クラッチもブレーキもオーバーホール、マフラーもフロントパイプから全部新品、タイミングベルトなどは1年前に交換された記録があったので、見送りましたが、これだけやっておけば機関に関しては低走行の車には負けない車ができた、はずでした。

一通り整備が終わって試運転をしてみると、どうも高回転で気になる音が出ます。タペット音のようだったので再度タペット調整をしてみても直りません。
整備中も、タペットでおかしなところを見つけてはいました。まず、付いているはずのバルブステムキャップが一つもありません。それから、アジャスターボルトの頭のいくつかは折れてしまっています。挙句、ロッカアームの固定ボルトのうちの一本をなめさせてしまってあるようで、締め付けができませんでした。これを修理した上で、タペット調整したのですが、逆に音が出ています。差しあたってエンジン自体の調子は全く悪くありませんし、Tdiを知らない人であれば、気にもならない音かもしれませんが、私にとってはどうにも嫌な音です。

再度調整してみましたが、やはり音は消えません。どうしようか悩みましたが、分解して悪い箇所を見つけて、部品を取り寄せてなんてやってたら時間がかかってしまいます。そこで、部品取車から取った中古エンジンに載せ替えてしまうことにしました。

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もちろんタイミングベルトウォーターポンプは新品、ついでなので、バキュームポンプとフューエルリフトポンプも新品を入れてしまいましょうか。

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これで、さらに4~5万kmの車と比べても遜色なくなるはずです。
でも、納車先は九州。陸送業者に任せるつもりでしたが、そうすると時間がかかってしまうので、自分で積載車に積んで走りましょうかね。先月今月は、東京とか滋賀とか慣れたとこばかりでつまらなかったから、ちょうどいいかもしれません。

積載車だと普通のところに寄り道できないので、お勧めPA・SA情報をお待ちしております。