新人研修

 2ヶ月近くリフトを占拠していた90Tdiの整備がやっと終わりました。やはりイギリスから来た車は一筋縄ではいきません。あれもこれもと追加になって、整備予算は大幅にオーバーです。その甲斐あって、良い状態に仕上りました。この後、おそらく日本初上陸ではないかという部品も含め、色々取り付けますので、仕上りましたらご紹介いたします。

 さて、次にここに長期居座る予定なのはこのディスコTdiです。この車もイギリスからの中古並行です。あちらでは最高クラスに程度が良い車ですが、日本の感覚で言えば下の下です。
こんなのでも単純にポンドを円に換算しただけでも、日本のディスコ相場よりかなり高いですし、日本に持ってくる経費、日本でナンバーを取る経費、まともな状態に仕上げる経費を考えると正気とは思えない金額になります。ディフェンダーなら90Tdiは国内にほとんどありませんので、そこまでやる価値もあるかもしれませんが、少なくなったとはいえディスコTdiはまだまだ買うことができます。
なぜわざわざ高いお金を出して持ってくるのかと言えば、排ガス規制適合になるからです。それでも高すぎて売れるとは思っていませんから、社用車、代車にするつもりです。

 そして、ここで登場するのが今春から入社の新人の中島くんです。濁らないナカシマなのでよろしくお願いします。

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彼の採用条件にはランドローバー社用車貸与というのがありました。ディフェンダーをはじめ、ランドローバー車に関すること全般を担当できるようになってもらうには、やはり身をもていろいろ知ってもらうのが一番だと思ったからです。当初、このディスコと同時に入れた200Tdiレンジを考えていたのですが、ちょっと荷が重い状態だったので、ディスコの方にしました。

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 これを教材に、部品の選択・手配から、実際の作業まで一通り勉強してもらう予定です。ただし、いきなり普通の商品車のように完璧に整備された車を乗っても整備のありがたみが分かりませんし、トラブルが起きた時のお客様のつらさも分かりません。というわけで、命に係わりそうなところ以外は整備なしで1ヶ月ほど乗ってもらいます。彼は結構遠くから通っていますので、1ヶ月でもそれなりの走行距離になるはずです。

そして、このディスコと彼のその他の仕事のレポートは、専用のブログを開設しました。


彼は自動車業界未経験ではありますが、自分の車は自分で弄っていたようで、先輩メカニックが感心するほど器用にいろいろこなします。しかし、整備士の国家資格も、本格的な整備の経験もありませんので、基本的には素人です。先輩メカニックの指導監督の下で整備を行うことになります。その目線での整備レポートですので、自分で整備したい方の参考になるかもしれません。