部品のご注文に関するご注意

 何度もこちらで書かせていただいていますが、お電話での部品に関するご質問、注文は受付いたしません。パーツ担当者は倉庫作業などもしていますので、常時店頭にいるわけではありませんし、あくまでも販売の担当者ですから、専門的な整備知識が十分にあるわけでもありません。お問い合わせの回答は、メカニックに作業の合間を見て相談をしてお答えする必要がある場合が多いです。そのためお電話では十分にお答えできませんし、メカニックを電話口に呼び出そうとされるのも、作業の妨げとなるのでご遠慮ください。必ず当社サイトの問い合わせフォーム、YAHOOショップの問い合わせフォーム、メールにてご注文・お問い合わせをお願いいたします。

お問い合わせフォーム
http://asahimotors.net/defender/form.php

 また、これも以前から書いていることですが、「〇〇の交換に必要な部品全部」というような、こちらに部品選定の責任を丸投げするようなご注文、見積もり依頼には対応できません。自分でやりたいメンテナンスに何が必要なのか判断ができないのでしたら、それは作業をするレベルに達していないということです。厳しい言い方をすれば、作業をする資格がないとも言えます。
 そう言われても、どうやって判断すればいいか分からないという方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっと検索すれば、最終のディフェンダーまで、パーツリスト・ワークショップマニュアル・電気配線図・全てネットで無料で手に入ってしまいます。(違法アップロードですが)もちろん英語ですが、英語ができなくても自動翻訳を使えば大体何とかなるはずです。
 
 部品選定に限らず、整備の為の資料や、修理手順・故障診断などの全てのノウハウはその店の財産であり商品でです。どこのショップでも、それを手に入れるためには、多大なコストがかけられています。分かりやすいところでは、随時更新されていくオンラインのパーツリストは年間契約で10万円程の費用がかかります。正式なワークショップマニュアルなどの整備資料を閲覧するには、年間何十万もかけて契約するか、1時間いくらで閲覧料を払わなければいけません。
 見えないコストとしては、故障の原因の特定にかかる手間、時間というものがあります。「こういう症状が出た時にはここが原因」というようなポイントは、経験を積むことで身についていきますが、それを見つけるまでに費やす時間や、確証が持てなくても交換せざるを得ずに結果的にハズレだった部品やその交換工賃、深夜まで世界各国のランドローバーの情報交換サイトを隅々まで見て、僅かでもヒントが無いかと探している労力、ボルト1本、ガスケット1枚用意していなかったために全ての作業がストップしてしまった無駄な時間。こういう様々なものを費やして、試行錯誤して得たノウハウを、電話一本、メール1通で聞き出そうとするのは、マナー違反です。
 
 お答えできない問い合わせのよくある例を一つ挙げると、「全塗装に必要なパーツ」というものになります。これには、何が再使用できるか、どれが専用品が必須で、どれが汎用品でよいのか、というノウハウそのものが商品であるということもありますが、数が膨大過ぎて見積書を作っていられないという理由もあります。当社で全塗装をする場合、小物は全て「リベット・パッキン・ガスケット・クリップ・ボルト類」として、どんぶり勘定で纏めて定額で請求させていただいています。おそらく実際に使った部品価格の半額程度しか請求していないと思います。クリップやボルトは、使えるものは再使用しますので、何個使うかは決まっていません。必要な部品は全て十分に在庫してあり、必要になったときに使うというシステムなので、1台仕上げるのにどれが何個必要なのかはおそらくメカニックの誰も正確には把握していません。

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 全塗装に必要な可能性のあるものを全て見積しろと言われれば、数百個の部品をリストアップしなければならず、パーツ担当と鈑金塗装部門のメカニックがパーツリストと現車を見比べながら調べても、二人で1日かかっても不可能です。こういう場合は、無理に事前に用意しようとするのではなく、実際に作業して必要になった部品を必要になっただけ注文してください。全塗装時に必要な部品は全て在庫していますので、すぐにお送りすることができます。

長くなったので次回に続きます。