ディフェンダー90 中古車 整備+全塗装

先月から仕上げていた90がほぼ完成いたしました。
連休直前か、連休明けには納車になります。

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主な実施整備は以下の通りです。

この車は走行15万km。ボディの塗装の劣化、凹みがありました。

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全油脂類交換
オイルフィルタ交換
エアエレメント交換
ハブ スイベル オーバーホール
ブレーキキャリパオーバーホール
ブレーキパッド交換
パワステホース交換
エンジンオイルクーラーホース交換
ATオイルクーラーホース交換
ATフィルタ交換
全冷却水ホース交換
シリンダヘッドガスケット+付随ガスケット類全交換
スパークプラグ交換
ファンベルト交換
ファンベルトテンショナ交換
ウォーターポンプ交換
サーモスタット交換
ミッション脱着 エンジンリヤ側各シール交換
燃料ポンプ交換
フューエルゲージ交換
ショックアブソーバー交換
足回り全ブッシュ交換
マフラー(ステンレス)交換
外装(ルーフ以外)全塗装 各所鈑金
バッテリー交換
下回り防錆塗装

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 整備費用は、塗装費用を別としても、定価なら100万円を超えるかもしれません。正直またちょっと予算オーバーでした。一つ良くすると、別のところが気になり出して、結局全部やっちゃうか、となるのです。まあ、赤字じゃないのでいいか、と思っています。これで絶対壊れません、とまでは言いませんが、少なくとも経年劣化的な部分はほぼやり尽くしてあります。

これで総額は約200万円です(その他のお客様の希望によるオプションパーツ等別途)ただし、元の状態(外装)が状態ですし、今みたいに相場が上がる前から在庫していた車だからできる価格です。今、同じようなベース車があったとしても、総額250万、ベース車が無くてきれいな車を色替えしてしまうなら、総額300万くらいになるかもしれません。それほど今の90V8の相場は上がっています。特に少走行車は数年前では考えられない価格です。

 しかし、少走行というだけで、大した整備もされていない車に大金を出すのは無意味だと当社は考えます。走行距離が少ないからあまり整備されなくても持ちこたえている車と、走行が多いからこそ劣化している部分を新品にしてある車と、どちらが良いでしょうか?走行5万kmと15万kmの車の価格差が150万円なら、100万円分整備して、50万円は不意な故障に備えておけば遥かに有意義ではないでしょうか?もちろん、予算が潤沢にあるならば、少走行の車にお金をかけるのが一番であるのは否定しませんけど、そういう方も少ないでしょう。

 100km程試運転してきましたが、新品の足回り+ヘッドガスケット交換等でリフレッシュされたエンジンは快調に回り、V8もいいなと思わせるに十分です。できれば今90に乗っている方も、一度しっかり予算をかけてリフレッシュすることをお勧めします。90はこれからどんどん価値が上がっていく(というよりも正当に評価される)車だと思いますし、何より惚れ直すと思います。