ヒンジボルト

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ディフェンダーの弱点の一つ、ドアヒンジの錆です。
穴の中に雨水がたまってしまうせいで、錆びてきます。
対策としてステンレスのボルトに交換してしまうこともできますが、全部交換すると部品代だけでも結構なお値段になります。それに錆びてるボルトは簡単には緩みません。古いランドローバー110の外装レストアをやったときも、ピラー側に溶接されているはずのナットが取れてしまって、一苦労したものです。
 また、異種金属の接触でヒンジの方の酸化が進んでしまうという話も聞きますので、当店ではステンヒンジボルトはあまりオススメしていません。ピカピカのボルトはかっこいいですけど。

 それでも、錆びたボルトを放置すれば最終的には折れてしまうでしょうし、ヒンジに錆水の流れた跡が見苦しいです。そこでこんな風に錆びたボルトにはまず錆転化剤を塗って錆の進行を止めます。その後ボディー色の塗料をグリグリと塗りこんでコーティングしてしまいます。これで意外とお手軽に錆の発生が抑えられます。

 こんな感じで中古車を仕上げ中です。程度の良いキャメルイエローの110Tdiを近日中に発売予定です。ご興味のある方はお問い合わせください。  
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